今季の道具話

2010-2011シーズンの主な道具の個人的感想







板はシーズンを通して今季もK2ワールドピステ(167)
毎回滑走後のホットワックス、そしてワックスの選択にもかなり慣れてきた
スキーを始めた頃から使い続けているため、残念ながらソール、トップシート共にキズだらけ

パウダーシーズンでは長さ太さ共にやや足りないが、春シーズンになると太くて重い板に変わる
万能板はやっぱり万能板で、雪質を問わずそこそこ滑れるがちょっと物足りない印象
昨年シーズンオフにもショップのメンテナンスを受けたが、そろそろヘタリも感じられるようになった

いつ、どこへ行くかによって板に求められる条件は変わってしまう
複数の板を持つことになるとそれに見合ったビンディングなども必要となるので果てしないが‥
長いシーズンを考えると冬山用と春山用で少なくても2セットはあった方が快適であろう



ビンディングはシーズン途中でブラックダイヤモンドO1に切り替えた
歩行モード付はとても歩きやすいがビンディング自体はやや重い
特徴的なカートリッジの配置に最初は違和感もあった

標準で付いていたミッドスティフのカートリッジはかなりテンションが強い印象
K2板のフレックス、スカルパブーツT2Xの硬さ、自分の体重や滑り方から考えるとややアンマッチ
すぐにフリーフレックスへ交換した

肝心な滑りは結果的にとても良い印象
雪面情報の的確な伝達、安定した荷重、素早い切替に寄与している
可動部分の多いテレマークスキーでは道具の違いが滑りに与える影響は少なくない

歩行中にカートリッジがやたらと緩むのは欠点だが機構上仕方ないのだろう
ツアーモードはテレマーク的にどうかという疑問があるけど素直にラク
急斜面でのキックターンで不安がなくなったのは良いが、階段登高はちょっとやりにくい

ヒールリフターは標準のものに短めのものを追加したがこれも大変使いやすい
このビンディングは一度使ったら手放せなくなった
重量がもう少し軽量ならベストだが

シーズン途中でテレクランポン(テレビンディング用クトー)も追加した
硬い雪面をトラバースする時などはとても安心感がある
今季は一度きりの使用だったが、来季も場所によって出番があるだろう



スカルパT2Xはとても良いパートナーになった
軽いわりに強度があり、今のところ不満はない
何度も焼き直したインナーも今はピッタリ

サーモインナーの効果は絶大である
脚の動きをしっかりと板に伝える為にブーツの性能はとても重要
荒れた雪面でも気にせず滑れるのはこのブーツのおかげと言っていい

板のフレックス、ビンディングのバネの具合、ブーツの硬さ、そして自分の脚力や体重
この全てのバランスが統一されていて、自分のイメージと重なる事がとても大切
両足にしっかりと体重を乗せたターンが出来るようになるとこれがよく判る



来季はテレブーツ用のアイゼンが欲しい
アイゼンを使用するようなルートなど自分には関係ないと考えていたが、
いろいろなエリアへ行くようになり、様々な状況を想定するようになると必要性を感じる

重量増を抑えるならカンプのナノテクかBDのネーベプロあたりが良さそうだ
ただの保険になる可能性も高いが、それはそれでいい
備えあれば憂いなし‥である



アウターウェアは今季からホグロフスのスピッツジャケットに変更した
サイズがやや大きいのは難点だが、上体の動きを妨げない軽さは特筆モノ
コレを着て下手な滑りは出来ないと思ってしまう心理的な効果も実は大きい(笑

ボトムもホグロフスでエッジパンツというモデル
サイズの在庫が無くなりそうな気がしてシーズン前にショップで即買いした
山行中に着脱する可能性は皆無なので横のジッパーは要らないと考えた

これもサイズは大きめだが軽くて動きやすい
ベンチレーション機能とマチ付のポケットがとても便利
シルエットもなかなかでかなり気にいっている

ノースのマウンテンジャケットは某オークションで上下別々に売却
スピッツジャケットも某オークションを利用して入手した
赤やオレンジのカラーに憧れたが、事情により青に落ち着いた



シーズン途中でホグロフスの09‐10モデル「rand28」が格安で売られているのをネット上で発見
気がつくとついポチッとやってしまっていた
このザックは昨シーズンモデルの方がカッコイイと思っていた

所有しているオスプレーのバックカントリー用ザック「スウィッチ26」に大きな不満は無かった
ただ色が地味な紺色で、ウェアとの兼ね合いがイマイチ
容量が不足気味だった事もあり、使い慣れたトップロードタイプが欲しかった

だがいざ使ってみるとオスプレーの使いやすさが際立つ結果となった
ランド28は板のナナメ装着が出来ない
オスプレーのようにスコップのシャフトやプローブを収納する機能もこのサイズでは省略されている

ハイドレーションチューブもハダカでショルダーベルトに付けるだけなので気温が低い時は使えない
スウィッチは凍結防止のためショルダーベルトの中を通す仕組みになっている
ウエストベルトにポケットが何も無いのもランドの大きな欠点だ

フィット感もオスプレーに軍配が上がる
ただ、ホグロフスの方が容量には余裕がある
厳冬期はスウィッチ、春シーズンはランドという使い方になりそうだ



予算をウェア関係に使ってしまったので皮のテレブーツ購入は延期した
春山用の軽快な組み合わせは来季以降
いずれはもう少しテレマークらしい遊びをしてみたい






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