米山の麓より

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<<   作成日時 : 2012/05/04 12:20   >>

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やっとここまで来た







なだらかな山裾を縫うように続く高原の道
月明かりに照らされるブナ林と彼方に見える街明かり
静かな駐車場に到着すると前日同様に星空が広がっていた






シートを倒したらすぐに眠りに落ちた
目を覚ますと薄曇りの空が次第に明るくなっていく様子
時計を見るとまだ朝の5時前






山域を周回する快適な道を反時計回りにドライブ
名のある温泉地は全国津々浦々のナンバーを付けた車で溢れていた
駐車場まで戻りゆっくり準備をしていると次第に車が到着し始めた





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受付を済ませて多くの人々と共に臨時のロープウェイを待った
窓から見える霞んだ青空に岩木山が堂々とした姿で浮かんでいた
駅舎を出ると爽やかな春の空気に包まれた





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板を担ぎ、十数名の人たちと一緒に間近にある山頂まで登った
簡単な説明のあと、板を履いて出発
ガイドの先導に従って緩斜面を滑り降り、次のピークを斜め階段登高で巻いた





その先の沢へ降りる斜面は斜度がありちょっと緊張した
雪質にも助けられ難なく沢を越え、後続の人たちが滑る様子を眺めた
ここで参加者の技量を見ているのであろうと思った





小沢を渡り周囲が開けた場所でザックを降ろして休憩
同じようなガイドツアーの集団があちこちで休憩していた
爽やかな風が吹き抜ける心地よい場所だった




(最初に滑った田茂萢岳)
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緩やかな雪の斜面をゆっくりと登っていく
テレマークを履いた先頭のガイドはなかなか挑戦的なラインを選び森を抜けていく
山スキーが多い後続の人たちとの間隔は徐々に開いていった






(前方に硫黄岳)
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(鞍部への登りから井戸岳西側斜面)
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(最奥のピークが田茂萢岳  ロープウェイ山頂駅が見える)
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(眼下には毛無岱が広がる)
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対岸に井戸岳を見渡せる場所まで登り、再びザックを降ろした
その場所は八甲田山の最高峰大岳の北側斜面
再び登り始めると次第に斜度が上がり高度感が増していく





(井戸岳南面)
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(ボーダーのツアーも多かった)
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八合目付近まで登ったところで滑走準備の指示
高度感のある斜面上で準備をするのはあまり得意ではない
ビビりながらもいつものようにシールをはずし気持ちを落ち着かせた





(雲がかかる高田大岳 奥に雛岳)
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大岳の北東側斜面を一人ずつ一気に鞍部まで
それはロケーション、雪質共に素晴らしく、印象に残る一本だった
下から大斜面を仰ぎ見てしばらく余韻に浸った





(鞍部より見上げる大岳東面)
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小岳との鞍部となる広い場所で長い休憩
山頂付近の寒さからは想像できないほど暑かった
再びシールをつけ、小岳山頂へと続く緩やかな樹林帯を登り始めた





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(小岳北面登りより対岸に大岳東面)
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(小岳山頂付近から南八甲田東部を望む)
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山頂を巻くとそれまでの登りからは想像できない大斜面が広がっていた
割れた直下を巻いてやや東側へラインを選び一人ずつ滑走
その山名とは違い、大岳以上に素晴らしい斜面が続いていた





(右手に高田大岳)
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(眼下に田代平)
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(素晴らしい斜面が延びる井戸岳、赤倉岳の東面)
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(大岳、井戸岳、赤倉岳方向)
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(ドロップポイントより下部を見下ろす  左下に小さく先行の人々が見える)
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斜度が落ち着いてくると雪が重くなり次第に縦溝が出始めた
ザックを降ろして滑ってきた斜面を振り返りながら最後の休憩
沢に降りて猿倉温泉付近の車道に出るとマイクロバスが待っていた




(小岳南東面)
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天候、ロケーション、雪質に恵まれた良いツアーだった
車窓から滑走した斜面を見上げ、来て良かったと心から思った
バスは広大なブナ林を抜けて駐車場に隣接する山荘の前に到着した





この地に連泊して連日滑っている人々を羨ましく思った
再訪を誓って駐車場を後にした
周辺には名だたる観光地も多いが、立ち寄ろうとは思わなかった





車窓から見える山々は新緑に包まれていた
沢筋に残雪を抱いた岩手山の山頂部は厚い雲に覆われていた
何度も仮眠を重ねながら一路地元を目指した





600キロ余りの距離が山での現実感を希薄にしていった
地元に到着したのは深夜というより朝方に近かった
夢を見ていたのではと感じるような長くて短い一日だった







5月2日(水)  北八甲田BC


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
あきさん&yoshikoさん、こんばんは。
東北の白い世界からお帰りなさい。
八甲田はまさに聖地ですね。ガイドが義務付けられているんですよね。
GWの後半は私たちも鳥海、月山あたり・・・なんて考えていましたが、お天気が安定せず(TT)
近場の山を小さな妖精たちを探して散策して終わりそうです。
花たちを見ると、季節が移り変わっていることに改めて気がつきます。
コチラはもう板納めになりそうです。
rommy
2012/05/04 21:16
rommyさん こんばんは。
先日はありがとうございました。

鳥海山矢島ルートは外せない予定だったけど、
ここへ行ったのは実は直前の思いつきで(笑
地図も持たずに山に入ったのは初めてです。。

一度行ければ充分かなと思っていたけど、
一度行ったらすっかり虜になりました(笑
事情が許せばまた行きたいです。

前半は好天に恵まれたけど後半はちょっと残念。。
この雨でまた一歩季節が進みますね。
でもあと少しだけ雪を追いかけたいと思っています。

月山再訪はまた来季。
これ以上歳はとりたくないなー。
あき
2012/05/05 00:31

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