米山の麓より

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<<   作成日時 : 2012/04/27 22:49   >>

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あれから一週間が経過した笹ヶ峰







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空は青く心地よい空気が流れていた
季節は明らかに進んでいる様子
穏やかな森をゆっくり進むとやがて沢音が近づいてくる





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明るい沢を抜け出て心地よい林の中を登っていく
次第に陽射しが強くなる中で予想外のアクシデント
それでも4人揃って富士見平の台地に立つ事が出来た





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何度も訪れている場所だけにその風景は格別
トラバースの緊張感と共にその景色の中へ融け込んでいった
オアシスのように佇む懐かしいヒュッテの前でザックを降ろした





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穏やかな雪面は白い頂へ続いていた
風は徐々に強くなり、空と大地の境目は曖昧になっていった
一歩一歩足を前に出すたびにその場所は近づいてきた





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穏やかな山麓の記憶をかき消すような強風が吹き荒れる山頂
そこで見た圧倒的な存在感の影火打、そして焼山
短い時間はすぐに記憶に刻み込まれた





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シールを付けたままその先のコルまで下降
風を避けて下山の準備
僅かに登り返した先には要注意のトラバース





ビビりながら次の台地へ辿り着くと周囲はガスに覆われた
僅かな視界の回復をついて滑り出すとすぐにガスを抜けた
そこには過去に見たことが無い雄大な風景が広がっていた





正面に巨大な焼山を見ながら大きな沢地形の中を滑降
右寄りの尾根地形から隣の沢へ
その源頭部は急斜面で高度感があり、降りるのに苦労した





滑り慣れない雪質に手古摺りながらどうにか沢の下部へ
斜度が落ち着くと沢地形の先に広大な風景が広がっていた
その風景の入口に辿り着き、再びザックを降ろした





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そこは穏やかな別世界だった
皆が晴れやかな表情を浮かべていた
振り返ると火打山の山頂は遥か彼方だった





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地形が変われば人の気持ちも変わっていく
気候が変われば人の心が変わっていく
人間も自然の一部なんだなと感じた





板にワックスを塗り焼山の北面台地を横切った
いつかまたこの場所に来たいと思った
左手後方に聳える焼山は次第に遠ざかり、やがて視界から消えた





アマナ平からやや複雑な地形を過ぎ、ほぼ林道沿いに下山
上部のトラバースは意外に高度感があり腰が引けた
笹倉温泉はまだ眼下に遠かった





沢音が徐々に近づき、橋が見えるとゴールが待っている
アスファルトの道を踏んだのは笹ヶ峰以来11時間ぶり
笹倉温泉までの林道は短かった





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北陸線の電車に乗ったのは19時過ぎ
テレブーツで電車に乗り、板を持ったまま信越線へ乗換
新井から皆で車に乗り再び笹ヶ峰へ





長い旅の終わりは静まりかえった高原
14時間履き続けたブーツを脱ぎ、荷室に置いた
星が輝く夜空に自動車のエンジン音が響いた





一人では味わえない充実感を感じながらの帰路
一人では見ることが出来ない風景を思い出した

みんな、ありがとう










4月24日(火)  火打山〜焼山北面台地




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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
あきさん、こんばんわ。
焼山北面台地に乗ったあとのみんなの笑顔を忘れることができません。
緊張感から開放されると人間は本当にいい顔になるんだと実感しました。
エンディングが電車と言うのも旅心をくすぐりますね。

今期もあと僅か…怪我なきよう楽しんで下さい。
吉田
URL
2012/04/28 19:59
吉田さん こんばんは。

長い一日でしたねー。
翌日の仕事が辛かった(笑
何かと思い出に残るツアーでした。

いろいろとフォロー頂きありがとうございました。
またご一緒出来る日を楽しみにしています。
長かったシーズンもそろそろ終盤なんですねぇ。。
あき
2012/04/29 23:05

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