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zoom RSS ★ 霧ノ塔〜雁ヶ峰  【2011年4月26日】

<<   作成日時 : 2011/05/10 01:50   >>

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時折日差しも覗く高曇りの空模様







みつまたロープウェイは多くのスキーヤー、ボーダーで賑わっていた
かぐらゴンドラに乗り、下山予定の尾根を眺めながらかぐらエリアへ
更に長いクワッドリフトを繋いでゲレンデトップに立った





第五リフトの運行までかなり時間があった
待っていても仕方ないのでその場所でシールを装着
谷川連峰を左手に眺めながら緩やかな尾根を歩き始めた





右手には中尾根が延びる馴染みの風景
短い急斜面を登りきると第五リフトの降り場を通過
ちょうど動き始めたところだが誰一人降りてこない様子





雰囲気の良い緩やかな斜面をのんびりと登っていく
正面のピーク手前で右手にトラバース
稜線上を登り返していくと中尾根との分岐地点に到着





シールをはずして北西方向に延びる主稜線の上を滑走
風のせいか尾根上の積雪は平坦ではないのでやや滑りにくい
あっという間に最低鞍部まで滑り降り、ザックを降ろして少し休憩





再びシールを装着してやや急な斜面を登っていく
目前に見えてくるのは通称「三角」と呼ばれる清八沢ノ頭(2010mピーク)
取付きからキックターンを繰り返したが、途中で板を担いでツボ足に切り替えた





地図上のイメージや下から見上げた印象よりずっと急な斜面に感じた
薄っすらと残るツボ足のトレースを利用しながら慎重に高度を上げた
ピーク直下に大きなクレバスが口を開けていて、かなりビビった





強引にクレバスを跨げばすぐに山頂なのだが、斜度もあるのでちょっと無理
クレバスに沿ってやや下降気味にトラバースし、慎重に雪面を探りながら上部に乗り上げた
長いルートの中でここが一番怖かった





ピークに立つとそれまでとは違う穏やかな風景が待っていた
ザックを降ろしたら急に空腹を感じたので食事休憩とした
後続の数人も自分の付けたトレースを辿って次々と到着





ピークには「雁ヶ峰」の標識が掲げられていた
地形図上の雁ヶ峰とは大きく場所が違っている
眼下には黒岩ノ平まで続く素晴らしい斜面が広がっていた





その斜面を右手に見送り、緩やかな稜線を辿って隣のピークへ
広い丘のようなそのピークの隣が霧ノ塔山頂
以前、小松原湿原を経由して日帰りでここまで登り折り返した時以来の山頂である





「この先はいつか‥」と背を向けた稜線
苗場山から更に神楽ヶ峰まで来て折り返した事もあった
その間の未踏区間をスキーで繋げる事になるとは思わなかった





しばらく休憩した後、滑降の準備をして更に北西へ続く主稜線を後にした
北東に続く尾根上のやや東側をトラバース気味に滑走
尾根上のピークを二つ巻いた地点から先に良い斜面が続いている





左手に1886ピークを見ながら北東方向へ滑り降りるこの斜面はなかなか良い
一旦平坦な地形に降り、更に続く尾根はやや西側を巻くように進む
明瞭な尾根地形の1750m付近東側にも良いオープンバーンがある





釜川源頭部となる眼下の沢まで滑り込み、シュプールを眺めながら少し休憩
急斜面をやや登り返して北へトラバースしていくと黒岩ノ平から続く尾根上に出る
気がつくといつの間にか空模様が怪しくなり、季節外れの雪がチラつき始めていた





広い尾根の東側に雪庇が張り出している事はゴンドラから確認済み
緩やかな斜面を真っ直ぐに1667ピークまで登り返した
そこが地形図上の「雁ヶ峰」となる





振り返れば尾根が続く素晴らしい風景が広がっている‥はずなのだが
霧ノ塔から続く主稜線方向はいつの間にか厚い雲に覆われていた
早めに下山を開始しようと思い、方角の確認もそこそこに再び滑降を始めた





ここまでは北へ延びる稜線を辿ってきた
不明瞭な地形ながらこの稜線はそのまま北へ向かっているはずである
という事は進んできた方向に対して右側に進めば下山予定の尾根に乗るはず





広い山頂をやや北側へ向かいながら右手に進路をとる
地形図に現れない僅かな登り返しを嫌って少し北側にトラバース
目の前にやや広めの尾根が現れたが、ちょっと様子がおかしい





下山予定の尾根は基本的に登り返しは無いはずである
しかしその尾根は途中から明らかに標高を上げている
これは違う‥





事前の調べでこの場所は三差路のようなイメージを持っていた
後でよく確認して判った事だが、ここは広い尾根が集まる変形四差路のような地形
更にいくつかの小尾根も派生している迷いやすい地形となっていた





この時、おかしいと感じて登り返したとしても僅か数メートルである
その場で地形図を広げれば下山予定の尾根から更にいくつかの小尾根が派生している事も判ったはず
しかしこの時はトラバースしながら小尾根を越えればあっさりと主尾根に乗れると考えていた





片手にGPSを持ちながら急斜面を横切る長いトラバースが続く
次第に広がっていくはずの下山尾根上の端に乗ったのは結果的に1600m地点
幾筋かのシュプール跡を見て少し安心したが、予定ルートを外したのはとても残念





気がつくと周囲は雰囲気のいい林間に変わっていた
緩やかな地形の尾根上を進むとすぐに濃い針葉樹帯に差し掛かった
ここにも地形図上に現れない僅かな登り返しがあった





北へ延びる谷をトレースしていくシュプールも見かけた
確かにこの辺りは何処を降りてもやがて林道に出合うはずではある
緩やかな尾根の北側をトラバース気味に回り込めばやがて目的の斜面に出るだろうと考えた





回り込んでいくと急に斜面が途切れて沢状地形に出合い、そこには小さな雪庇が張り出していた
これはまずいと思い、板を担いで数メートルほど斜面を登り返した
そのままトラバースを続けるとやっと多くのシュプールが残る林間の斜面に出た





ここまで下ると雪質はあまり良くはない
だが回復してきた視界の先にゲレンデが見えたので少しホッとした
やや急な斜面をゲレンデコースに向かってほぼ真っ直ぐに滑り降りた





ここも地形図をよく見ればもっといいルート取りが考えられる箇所
ややこしい急斜面を横滑りで降りてゴンドラ沿いのゲレンデコースに出た
季節外れの雪はいつの間にか雨に変わっていた





画像






この日、実は前日まで別の山を予定していた
事前の調べが甘かった事を素直に反省した
しかし短い時間ながら印象に残る山旅だった




再度ゴンドラに乗り、かぐらエリアに戻って食事をした
ゲレンデは雨にも関わらず多くの人々で賑わっていた
一度だけリフトに乗りメインゲレンデを滑ってみたが再び乗る気にはなれなかった





雨が降り続くゲレンデを後にしてゴンドラに乗り下山した





いつかは小松原湿原を抜けて津南まで
そう思える事が嬉しかった





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