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zoom RSS ★ 乗鞍岳 (後編) 【2009年9月8日】

<<   作成日時 : 2009/09/11 01:45   >>

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穏やかな山頂を後にした







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肩ノ小屋まで続く砂礫の道はとても賑わっていた
小屋前のベンチで休憩して更に来た道を戻っていく
位ヶ原へ向かう懐かしい斜面に残っている雪はもう僅か





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時折バスの音が響くだけの静かな登山道
同じ道を歩いている人は誰もいない様子
たまにアスファルトの上を歩くととても暑い





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位ヶ原山荘の前には自転車を置いて休憩中の人々
登山道は九十九折の車道をショートカットするように続く
冷泉小屋を過ぎると次第に車の音は遠ざかる





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(冷泉小屋  バス停もある)
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車道の33号カーブから32号カーブへ
再び登山道に入ると雰囲気のいい樹林帯を歩くようになる
やがて右下に沢の音が聞こえてくる





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分岐地点に立つ標識を見て驚いた
車を留めた三本滝方面へ向かう道は通行止
それも2年前からの措置となっていた





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鈴蘭地区までの登山道は通行可能
しかし駐車場はクロイ沢を挟んで目と鼻の先にある
下まで降りて登り返すとなれば2時間はかかるだろう





地図をよく見るとこの区間は2006年現在通行不可と注記がある
点線表記も注記の文字も見落としていた
(注:昭文社「山と高原地図」2007年版)
仕方がないのでとりあえず鈴蘭地区へ続く道を歩き始めた





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しばらく行くと大岩があり、意味深なペイントが描かれていた
大岩の左手に続く登山道に対する分岐地点のように見える
だがその地点から右下を覗くと恐ろしいほどの急斜面になっていた





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チシマザサに覆われた急斜面は綺麗に刈払われていて踏み跡もある
遥か下方を見ると木に赤いペイントが記され、その先にはピンクテープ
念の為にGPSのスイッチを入れて足を踏み入れた





それはとても「登山道」と言えるような道ではなかった
一歩足を滑らせたら何処まで落ちるか判らない
慎重に両手両足を使ってゆっくりと降りていった





頼りになるのは刈られたチシマザサの根元部分
何本かまとめて掴み、抜けない事を確認しながら手掛かりとした
斜面を蹴り込めば足は入るが土が緩いのであまりアテにならなかった





とりあえず降りていけば沢があるのは間違いない
だが降りた地点より上流側にあるであろう崩落箇所の状況は判らない
上流、下流どちらへも進めない状況ならこの急斜面を再び登らなくてはならない





傾斜が少し緩むと前を向いて進む事が出来た
生い茂る笹藪をかき分けながら遠くに見えるピンクテープを追った
沢音が間近に近づくと道らしき踏み跡が沢に沿って続いていた





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崩落による通行止が数年前からと考えれば登山道がヤブに覆われていても不思議はない
しかし途切れがちなピンクテープは道を越えて更に沢床へ続いていた
その地点の目印をいくつか記憶して沢床を上流方向へ向かった





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登山道があるはずの左岸に注意しながら沢に沿っていく
一本のピンクテープを見つけて沢から這い上がる
高巻くように続く道を僅かな踏み跡を頼りに辿っていった
















やがて前方に立派な橋が見えてきた
踏み跡は明瞭になり右手には分岐を示す標柱があった
道は橋の袂で進入禁止となっていたがそれはこちら側への措置だろう





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柵を乗り越えて橋を渡った
分岐の標柱を見たらホッとした
気がつくと体中が草だらけだった





軽装の人々が何事もないように通り過ぎていく
三本滝へ続く道はとても整備されていた
あのまま鈴蘭地区まで降りて登り返していたらここへは来なかっただろう





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趣の違う三本の滝を眺めながら食事をした
その場所を訪れる人々は殆どいなかった
滝の音がとても心地良いものに感じられた





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車が待つ駐車場までの道は緩やかな登り勾配
雪のないゲレンデを登っていくとレストハウスの建物が見えてくる
時刻は既に15時になろうとしているところ





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車に乗り込み鈴蘭地区へ向かった
仰ぎ見る山頂は暑い雲に隠れていた
山頂で過ごした時間が遠い過去の出来事のように思われた





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一夜を過ごした駐車場の先が最終の目的地
「湯けむり館」に立ち寄ってから乗鞍高原を後にした
開けた窓から車内に吹く涼風に夏の終わりを感じた









街が近づくと空はいつの間にか雲に覆われていた
ポツンと残っていた青空もやがて小さくなっていった
















追記: 昭文社「山と高原地図」2009年版では実線表記  注記もありません




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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
あきさん、こんばんは。
雪のない乗鞍岳、また趣が違うなあと思いながらレポを拝見しました。
三本滝は地名のみで実際目にしたことがなく、
迫力のある滝の様子、素晴らしいですね。
それにしてもピンクの目印だけが頼りの帰路。ドキドキします・・・。
朝は何時ごろ登り始めたのでしょうか。
青い空と白いお月様の共演がとてもキレイですね。
rommy
2009/09/13 20:22
こんばんは!
うわっ!滅茶苦茶天気良いじゃないですかっ!眺めももちろん、素敵な写真ばかりですね〜。
私が持ってる地図は06年度なのですが、もちろん通行不可になってます。なので読みながら、ん?どこに下山?とハラハラしました。
でも最新地図だと実線表記とのこと。それを信じて行って通行禁止だと困りますよね〜。一体どうなっているのか・・・。
それにしても冷静な行動ですね。自分だったら・・・下ってタクシーで車まで戻る、ってなるかなぁ・・・。
あきさんなら登りにもっと時間を割くと思ってたので肩の小屋口までバスだったのはちょっと意外でした。
まると
2009/09/13 20:44
rommyさん こんばんは。

観光センター前駐車場を出たのが5:30。 バスは三本滝発6:13で歩き始めたのが6:50。 山頂到着はちょうど8時頃でした。 無雪期の乗鞍へ一度は行っておきたいと思っていたので、天候に恵まれて本当によかったです。

分岐の先の急斜面は途中まできれいに刈払われていて、その先のピンクテープもそんなに古いものではなかったです。 でもちょっと緊張したなぁ‥。 大岩の分岐から橋を渡るまで時間にして30分ほどでしたが、ずいぶん長く感じました。

画像では判りにくいのですが、三本滝はちょうど沢の出合となっていて滝に囲まれるような地形の場所です。 飛沫が舞う岩場は涼しくてとても心地よかったです。

来年も春に行こうと考えていますが、山頂からの急斜面はまだムリだなぁ‥。
あき
2009/09/13 23:33
まるとさん こんばんは。

予報があまり良くなかったにも関わらず当日の朝はご覧のような青空。 少しでも早く、天気がいいうちに山頂へ行こうと考えて今回はバスを利用しました。 山頂滞在時間は1時間半‥私にしては珍しいかも(笑。

大岩の分岐地点にはペイント以外の標識は何もありませんでした。 地図の記載をよく見ていなかったのは大いに反省しないといけないのですが、下山後に最新地図を見たら‥。 「なぜ?」ってカンジです。 ルートは焼山登山道に比べれば明瞭な印象でした。 渡渉+藪漕ぎ、または撤退による急斜面の登り返し、共に覚悟していたけど時間に余裕があったので気持ちはラクでした。

それにしても山頂からの眺望は素晴らしかった。 数ヶ月前の残念な思いを忘れさせてくれる景色でした。 積雪期の再訪を楽しみにしています。
あき
2009/09/14 00:11
お疲れ様でした。
若い頃、飛騨高山〜乗鞍岳〜鈴蘭〜上高地〜新島々まで
歩いたこと(一部バス利用)があります。
乗鞍岳から鈴蘭に行く途中
近道をしようと沢を下ったのですが
途中でカメラを落とした拍子にフイルムの蓋が空いてしまい
乗鞍岳周辺で撮った写真がありません

思い出深く拝見させていただきました。
ありがとうございました。
中越の山や
2009/09/14 00:47
中越の山やさま こんばんは。

壮大なルートですねぇ‥。 休日の関係でなかなか長いルートを歩く機会が無いのですが、いつかそんな山旅を実現したいです。 お会いする時があればぜひその時のお話を聞かせてください。

写真が無いのは本当に残念ですね。 私なら‥もう一度歩き直すかも(笑。 実は先日の鳥海山も『写真撮り直しの旅』でした。 いつもご覧頂きありがとうございます。
あき
2009/09/14 21:59

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