米山の麓より

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zoom RSS ★ 穂高岳 (6) 【2009年8月15日】

<<   作成日時 : 2009/08/17 19:21   >>

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山頂を後にすると標高差約1600bの下りが待っている







(ガスの晴れ間にチラリと覗いた槍ヶ岳の姿)
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前を行く登山者が右へトラバースする地点を見落としてそのまま沢をまっすぐに降りて行く
慌てて声をかけると「やっぱりそうかぁ」などと言いながら戻ってきた
前を歩く人がルートミスをすると誰もいない時より誘われやすい




この日は何度かそんな場面があった
一瞬の間違いがあれよあれよと進退極まる場面を呼ぶ
怖いのは思い込みと自信過剰




バラバラに歩くパーティ
地図が読めない登山者
軍手を履いて鎖に両手でしがみつく人
真夏に岳沢を降りるのに水が殆ど無い?

‥遭難予備軍は多い





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ちょっと嫌な岩場も落ち着いて通過
紀美子平に無事戻り食事休憩
再び準備を整えて下山を始めた





(穂高岳山荘の「朴葉すし」  クリックすると中身が)
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重太郎新道はいきなり鎖がかかる岩場の急降下で始まる
すぐに前を行く人に追いついた
見るからに不慣れな感じで後には渋滞の列が伸びていった





見られながら先行する方も後で待つ人々もお互い嫌なもの
岩場自体はそんなに難しくはない
背後にちょっと嫌な雰囲気を感じながら慎重に降りていった





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時々現れる岩場や梯子などを通過しながらひたすら高度を下げていく
雲の下に出ると少し視界が広がった
次第に暑くなっていく道を休みながらゆっくりと降りていった





(下方に見える尾根上のピークが岳沢パノラマ)
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道はやがてダケカンバの中を縫うようになる
木々に囲まれた道はとても新鮮な感じがした
見上げる稜線は残念ながら雲に隠れたままだった




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遥か下方に見えていた岳沢ヒュッテ跡地が次第に近づいてくる
最後の長い梯子を降りるとお花畑の中を抜けて河原に出る
石垣が組まれた跡地でザックを降ろしてのんびりと休憩した





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ストックを手にダケカンバの林に入っていく
すぐにガレた河原を渡り左岸の樹林帯を歩いていく
整備された遊歩道のような道だが傾斜は意外と強い





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(時々河原に出て振り返るが‥)
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岳沢ヒュッテ跡地から一時間ほどで風穴を通過
深い森の中を行くと時々現れる土の感触が懐かしい
やがて岳沢登山道入口の標柱脇に出る





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そのまま上高地自然研究路を歩いて河童橋へ
梓川の河原が近づくと見慣れた風景が左手に広がった
その景色の一部を眺めながら長い道程を思い返した





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準備不足の感はあったがなんとか無事に下山する事が出来た
今年も多くの人々に助けられた
四年間続いている夏休みの好天に感謝





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そしてほぼ満員のバスに乗り込み二日間の山旅を終えた
















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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
あきさん、こんばんは。
ご無沙汰しておりマス。

しばらくの間、ずっと読み逃げさせて頂いてました。
初めて拝見した時から、変わらないスタイル。
やっぱり好きデス。

写真でこんだけハッとさせられるのだから、
実際にその場に居合わせたら…、
想像しただけで武者震いデス。

以前に「写真の上達」について書かれていましたが、
あきさんの写真はコンデジ時代から、
既にひとつのピークだったと思いマス。
当初、ボクはあきさんは一眼を使われている、
と、思っていましたから。

この次の一歩はとてつもなく遠いデスね。
多分、左手で押さえていた弦を、
右手で押さえるように変えるくらい、
それくらいのコトだと思いマス。
そう思ってしまうほど、
今のあきさんの写真は素敵デス。

久しぶりにお邪魔しておきながら、
駄文申し訳ないデス。
shucream
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2009/08/17 23:48
あれ?穂高にされたんですね(笑

以前歩いた道もあきさんの視点でまた新鮮に拝見させていただきました〜。展望はやっぱり素晴らしいですが、それとは別に吊尾根から重太郎新道にかけてのあのスリリングな岩場の道がすごく印象に残ってます。途中腕を骨折されてる方がいて連れの方にザイルで結ばれながら下山してましたが暗くなるまでに下りられたのかどうか・・。私もよくあんなところを子連れで行ったなぁといつものことながら思いました。八ツ峰キレットより難しいと感じられたんですね。

素晴らしいお天気に恵まれた2日間で良かったですね(私の方は・涙)。いつも以上にステキな写真でたっぷり楽しませていただきました☆
みっちゃん
2009/08/18 08:11
shucreamさま こんばんは。

いつもご覧頂きありがとうございます。 写真の話は音楽の話と似た部分が多いですね。 上手くなりたいと思うんだけど「ではどう上手くなりたいの?」と聞かれると答えが曖昧になる。 モノマネを続けても疲れちゃうし。 技術的な事は必要と感じた時じゃないとなかなか身に付かないものだと思います。 結局「自分」なんでしょうね。 

名山中の名山で何を見てどう感じるかを楽しみにしていました。 いつかはと考えていた穂高の岩だらけの山頂には写真や文章では伝えきれない感動がありました。 あまり見ないようにしていた皆さまの記事もこれからゆっくりと拝見しようかと思っています。
あき
2009/08/20 01:07
みっちゃんさん こんばんは。

いろいろと事情が重なり、当初の予定を変更して穂高一泊山行としました。 なのでこのコースの詳細な情報はあまり調べていなかったんです。 コース取りも当初考えていたのとは逆になってしまったし‥。 でも二日間共天候に恵まれたのでいい休日になりました。 北穂高岳〜涸沢岳間という中途半端な宿題を残しちゃいましたが(笑。

吊尾根は結構厳しい道でしたね。 八峰キレットは距離が長くエスケープルートが無いのが厳しいところですが技術的にはずっと楽だと思います(天候にもよりますが)。 参考になればと思います。
あき
2009/08/20 01:46
こんばんは!いや〜青い空、夕焼け、朝焼けうらやましい〜っ!
テント場では良い場所教えてもらえてよかったですね。外国の方々・・・思わず「HERE!」って叫びませんでした?(笑)
それにしてもテント装備1泊2日でこのコースとは凄いっ!かつてプラス北穂で2泊3日小屋素泊まりで歩きましたが、岳沢に着く頃にはヘロヘロ、上高地に出た時には思わずベンチにぐったり座り込んじゃいました(笑)
時期が時期なので仕方無いのですが、数珠繋ぎになって歩きたくないコースですよね。無事に下山されて良かったです。
まると
2009/08/20 21:40
まるとさん こんばんは。

これしかない日程がこれ以上ない晴天に恵まれて本当に良かったです。 二日で三日分は楽しめたかな。 前日まで天候があまり良くなかったせいか、この日はいつも以上に混雑していたようです。 たまには賑わう山もいいけどやっぱりどこか落ち着かないものですね。

北穂泊まりでもいいかなと思ったのですが、それだと翌日はガスと競争になってしまうので止めました。 重太郎新道の下りは思っていたよりキツかったです。 当初は岳沢登って屏風パノラマで下山と考えていたのですが、結果的には今回のオーソドックスなルートがベストだと感じました。 下山後に私もベンチで休憩したかったのですが、残念ながら満席だったので河童橋まで頑張って歩きました。

涸沢岳の山頂で会った方々はハングル文字の旗を持っていました。 気さくな雰囲気で楽しい人たちでした。 思わず「ココ!」って地面を指差したけど、その後も一生懸命ガイド本を見ながら山名を尋ねる姿が印象に残っています。 指差して山名を言うだけで異国の人々と仲良くなれるんだから山は偉大ですね。
あき
2009/08/21 00:22
強行日程&テント装備の難コース、お疲れ様でした。内容も濃く、ついでにテン場・登山道の人口密度も濃い登山だったようですね。重太郎新道の迫力も写真から伝わってきました。岳沢ヒュッテは旧経営者が断念して、槍ヶ岳山荘の経営者が再建に名乗りを挙げているようなので、再建が待ち望まれますね。「遭難予備軍」は(メジャーな山に限らず)団体に多く見られそうですが(人に依存することなく登れる意味において)、単独登山の経験は大事だなと思いました。

私は翌16日に(あきさんが昨年秋に登られた)金山・天狗原山に登ってきました。天候は最高で雪は完全に消えていましたが、天狗原山から先が思いのほか暑くて体力を消耗し、一気に焼山を狙う計画は翌年以降におあずけとなりました。あきさんの登られた季節に再度トライしてみたいと思います。花はタテヤマリンドウ(あきさんの写真に比べて色がやや薄かったです)、ハクサンフウロ、クルマユリ等が咲いていました。
マー坊
2009/08/22 19:02
マー坊さま こんばんは。

夏休みの晴天に恵まれたアルプスなら混雑は避けられないですね。 でもたまには賑わう山もいいかなと。 当初は岳沢から登ろうかと考えていたのですが、結果的にはこれでよかったかなと思います。 しかし多くの人々をウォッチしているといろいろな人がいますねぇ‥。 人があまりいない平日登山に慣れている私には珍しい光景が多かったです。

金山〜天狗原山は今頃がベストシーズンではないでしょうか。 私も計画していたのですが今年は見送りかな‥。 暑い時は思うようにペースが上がらないものですよね。 ロングルートを攻めるなら9月がいいと思います。
あき
2009/08/23 02:51

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