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zoom RSS ★憧れの鋭峰へ‥ 槍ヶ岳(6) 【2008年8月12日】

<<   作成日時 : 2008/08/15 21:35   >>

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南岳小屋は山頂のすぐ下にある





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小屋前のベンチに座って地図を広げる
時刻はまだ12:40



予定通りならここで幕営
明日の天狗原経由下山CTは約7時間半
たとえ天候が悪化しても余裕はある



一方大キレット通過CTは3時間半
CTだけを考えればこの先の北穂泊まりで翌日の奥穂登頂も不可能ではない
しかしテン泊の重装備を考えれば相当ハードな行程となろう



日程に余裕があればいいのだが翌日中には下山しないといけない
天気予報は緩やかな下り坂
無理をするわけにはいかない



だが奥穂登頂にこだわらず、北穂経由の下山と考えれば‥
北穂から上高地までの下山CTはここ(南岳)からの下山より僅かに短い
大キレット通過を次回に持ち越してしまうと再度南岳まで登る事にもなる



何組かの縦走者が行き交う小屋前のベンチで居合わせた方々に話を聞いた
私の少ない経験の中で比較となる基準は不帰ノ嶮と八峰キレット
しかし人の基準は様々で、状況も皆違う



地図には実線が描かれているが、国内屈指の難ルートである事は知っている
それなりに整備されていて慎重に行けば大丈夫と言うが重装備が気になるところ
どの程度の難所なのかは実際に行ってみなければよく判らない




大キレットのルート情報はもちろん事前に調べていた
行ってみるか‥
そう思いつつ一人のベテランと思われる方と会話を交わした



「何度か通っているなら話は別だが‥ 初めてなら午後はやめた方がいい」
「ここは特に‥ 難所は午前中に通過しないと」
そうキッパリ言われてそのまま歩き始めるわけにもいかない



だがその言葉を冷静に受け止めれば全くその通りである
ガスの中で難所を無理に通過する事にそれほど意味はない
そもそも今日一日はのんびり過ごす予定だったのだ







テン泊の受付を済ませて設営を始める
すぐ傍にある小屋が霞むほどガスに囲まれてくるテン場



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そういえば朝からあまり食べてなかった
食事、荷物の整理、着替え‥
のんびりしていたらあっという間に時が過ぎた



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夕方になるとガスが少し晴れてきた
写真では何度も見ていた大キレットを一目見てみようとテントを出た
縦走路に沿ってわずかに登ると眼前には壮大な景色が広がっていた



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なんだこれは‥
あそこまでどうやって降りるんだ‥?
A沢のコルまでは判るがその先はどこをどう登るのか



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北穂の小屋は声が届きそうなくらいすぐ近くに見えた
山頂に立つ人々もハッキリと確認できる



しかしそこへ至るルートは見るからに険しそうな岩稜
その奥に続く穂高の峰々も写真とは比較にならない迫力



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下降点近くから下を覗いてみたが途中からどうなっているのか全く判らない
多くの人々がそれぞれに南側をじっと眺めている
ほとんどの方々が翌日にこの大キレットを通過する様子



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再びガスが穂高の山々を覆い始める
あの時そのまま南下していった人々はもう着いた頃だろうか



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テントに戻りシュラフに潜る
しばらくするとフライシートを叩く雨の音
強い雨はその夜遅くまで降り続いていた







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翌朝、雨はあがっていたが空は薄曇模様
まだ濡れているテントを畳みながら空の様子を伺う



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眺めていると次第に青空が広がっていく
大キレットに向けて出発する隣のテントの若い二人を見送る
準備を整えて時計を見るとまだ6時前‥










(次へ続く)



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