米山の麓より

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zoom RSS ★登山道がない山‥ 棒立山 【2007年2月6日】

<<   作成日時 : 2007/02/06 22:54   >>

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積雪期にしか登れない山‥「タカマタギ」

無雪期はひどいヤブ山で一般ルートもなく簡単には登れない
だが積雪期には快適な稜線歩きができ、展望も素晴らしいとの事



朝7時‥土樽駅手前の「毛渡沢橋」手前を右へ
道から10bほどしか除雪されていなかったがそのスペースに駐車
平日なのであまり車は来ないだろう

ここは駅からのアプローチがいいのでJR利用が賢明のようだ
除雪終点からトレースが延びていたので辿っていく


さぁどこまで行けるだろうか

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すぐに関越道、JR上越線の橋をくぐる

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「平標新道(こちらは一般ルート)」分岐を左に分ける
どちらにもトレースはついていた‥助かるなぁ

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分岐から5分ほど歩くと左手にほぼ直角に延びる支尾根が見えてくる
ここが取り付き点のようだ
上方を注意すると木に赤テープの目印がついていた

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雪が少ないので山肌がところどころ見えている
覗き込むと「ヤブ山」の片鱗がうかがえる

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10分ほどで鉄塔の下に出る
この辺りから樹林帯が途切れて少し視界が広がる

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左手には「棒立山」の姿が見えてくる
「タカマタギ」へ向かう稜線の途中にあるピークだ

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東の空は曇っているが頭上には青い空が広がっている
予報では午後から崩れる事になっているのだが‥

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高度を上げると関越道を見下ろすようになる
電車の音、車の音‥ここはあまり静かではないなぁ

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トレースはしっかりついているが雪質があまりよくない
気温はあまり低くなく、緩んだ雪に足をとられながら登っていく

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少しずつ斜度が上がっていく
取り付き点から2時間ほどで主稜線に出た(1040b地点)

ここにも支尾根分岐を見落とさないための赤テープがある
しばらく休憩しながら展望を楽しむ

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巻機山方面は霞んでいる やはり気温が高いようだ

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休憩後、向きを変え主稜線をほぼ南へ向かう
この先のトレースは風でほとんど消えていた
が、ずっと尾根通しのルートなので迷うことはなさそうだ

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右手にはタカマタギから派生した尾根

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左手正面には「荒沢山」から「足拍子岳」に向かう稜線
「荒沢山」も登山道がないが同じように積雪期に登れる山だ

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いい天気になった なんとか山頂までもってほしい‥

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主稜線はほとんど膝下のラッセルだったが‥

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棒立山山頂が近づくにつれて斜度がどんどん厳しくなってくる
更に積雪量も増えて膝上のラッセル‥キツイなぁ

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この斜度はおそらく初めての体験
直登はさすがに厳しいのでやむを得ずジグザグに登る

雪が締まっていればアイゼンとピッケルで登れるが‥
なるべく日陰を歩くようにするしかないようだ

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山頂直下の雪はひどい状態
山肌が見えているところの近くから中を見ると「隙間」が
斜度、雪質、この状態‥怖かった


主稜線をラッセルすること約2時間‥
登山開始からは約4時間で「棒立山(1420b)」山頂に到着

雄大な「タカマタギ」の姿に思わず声が出る
天神尾根から見た谷川岳に引けをとらない迫力だ

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周りを見渡すと360度の大展望‥谷川連峰の景色が素晴らしい

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平標山から仙ノ倉山へ続く稜線‥真横から見たのは初めてだ

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こちらは「万太郎山」

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風もあまりないので山頂で休憩する
この展望だとどこを向いて座るか迷ってしまう

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時計を見ると11時過ぎ‥ さてどうしようか

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地図上ではここからタカマタギまで1時間ほどと考えていたが
ラッセルによる遅れ、天候の様子を考慮してここで戻ることにした
この時期に無理は禁物‥残念だがまたの機会に再度チャレンジしよう

そう思っていたら案の定どこからともなく発生した雲に覆われてきた
ゆっくり食事をしながら再訪に思いを巡らす

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主稜線は「タカマタギ」「日白山」を通り「平標山」まで続いている
いつかテン泊縦走したいところだ


12時過ぎに下山開始
山頂直下の厳しい場面を無事通過

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更に雪が緩んできているようだ
積雪量も少ないのでたまに「落とし穴」の罠にはまる

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木の枝に苦労しながら下っていく

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山頂から2時間弱で取り付き点に到着(単純標高差820b)

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除雪終点に到着する頃には雨が降ってきた
今日のウェザーニュースの予報は時間までピッタリ
しかし雪でなく雨とは‥2月とは思えない気候だ

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タカマタギまで行けなかったのは残念だが近場なのでまた来ることにしよう
久しぶりの湯沢の温泉に入って帰ることにした

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共同浴場「岩の湯」(400円)
この周辺では「ハーブの湯」がオススメです







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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
お一人のラッセルは大変だったでしょう、凄いですね〜
棒立山の登りきついですよね、私も怖かったです。
でも山頂に立ったときの感動はたまりませんでしたね。
テントでタカマタギまででしたけど、平標までの稜線魅力的ですよね。
今年は雪が少なそうでその点いくらか楽でしょうか。
雪洞トレも見られましたが今年はどうでしたか?
もう少し雪が締まらないと無理かな・・・
お疲れ様でした(^^♪
sanae
URL
2007/02/07 10:34
ラッセルお疲れ様です。
先日平標山を眺めたら、本当に雪が少なくて悲しくなりました。
下の方はかなり厳しい状態ですね。
すてきな景色。ご馳走様です(^^)
tomomi
URL
2007/02/07 20:30
あきさん、こんばんは。
前回に引き続きステキな写真を見せてもらいました♪そして、「棒立山」といい「タカマタギ」といい初めて耳にする名前ばかり。
積雪期しか登れないなんて魅力的ですね。でもちょっと怖いなぁ。膝上のラッセル、経験してみたいです。疲れるけれど気持ちよさそうですね!
rommy
URL
2007/02/07 20:57
sanae様 こんばんは
コメントありがとうございます

先ほどタカマタギのレポ読ませて頂きました 雪上テント泊羨ましいです タカマタギからの棒立山の風景が新鮮でした

この日雪洞跡などは確認できませんでした 雪の締まってくる3月頃が適期と感じました 今年は積雪が少ないのでこの時期でも行けるかなと思っていたのですが、本文の通り予想以上に雪は少なくて今年の登れる時期はわずかではないかと思います

あの傾斜は想定外でしたね〜 アイゼンが効く雪質ならまだいいのですが緩んでいたので怖かったです 登りきった時にあの展望‥合戦尾根を登りきって槍ヶ岳から裏銀座へ続く景色を見たときと同じくらい感動しました 厳しい道ほど得られる感動も大きいですね

ご訪問頂きありがとうございました
あき
2007/02/07 23:58
tomomi様 こんばんは
コメントありがとうございます

今年の雪の少なさは異常ですね 傷んだスノーダンプなどを買い換えて準備していたのに今年は出番がありません スタッドレスタイヤも今年になってからは雪の上をまともに走っていない気がします 残雪期より雪が少ない厳冬期‥春以降に少なからず影響があるものと思います 水不足なども心配ですね

展望は予想以上によかったです タカマタギまで行けばもっと素晴らしい景色が待っているのでしょう またいつか機会があればもっと先に行ってみたいですね

ご訪問頂きありがとうございました
あき
2007/02/08 00:12
rommy様 こんばんは
コメントありがとうございます

一度聞いたら忘れられない印象的な山名ですよね しかも期間限定(笑) いつか行きたいと思い機会をうかがっていました 雪質さえよければ登りやすい山と思います ずっと尾根歩きなので展望もよく、この時期に登る山としてはオススメです そちらからはちょっと交通の便が悪いですが‥

新潟は長野ほど気温が低くならないんですよ だから雪質も湿っていますね 歩きにくいですがトレーニングにはピッタリかもしれません(今年は雪が少ないですが) 機会があったらぜひ一度新潟の雪山にもチャレンジしてみてください かなり汗かきますよ〜

ご訪問頂きありがとうございました
あき
2007/02/08 00:33
こんばんは。
この傾斜をラッセルなんて!考えただけでもクラクラ〜しちゃいます。
こんなところもおひとりで挑まれて、体力、精神力、また一段とパワーアップされたんじゃないですか、あきさん!

山の名前って変わってるもの多いですよね。漢字読めないトコとか・・。
色々と由来があるのでしょう。「棒立山」は・・あまりの展望の美しさに棒立ちになっちゃった、とか。「タカマタギ」は・・・???
そんなことを考えるのもおもしろそう♪

登山道がない山・・なんだか興味をそそられます・・。
みっちゃん
2007/02/08 20:10
みっちゃん様 こんばんは
コメントありがとうございます

最初からこの傾斜だったらたぶん敗退してますね(笑 少しずつ傾斜がきつくなっていって、気がついたら雪壁を登るような急斜面になってました‥ トレースも無くどうやって登ったらいいのかよくわからなかったのですが、いろいろ試しながらなんとか登ることができました 
山頂からの展望写真‥見ている人にはごく普通の景色に感じると思いますが、厳しい登りを終えた直後の私にはものすごく壮大な素晴らしい景色に感じられました 雪山としては初級レベルと思いますが、展望も良くルートファインディングも易しいのでここはオススメですよ

「タカマタギ」‥一度聞いたら忘れられない名前です 北八ヶ岳の「ニュウ」と同じくらいインパクトがありますね 東北地方で知られている「マタギ」に関係している山名なんでしょう 棒立山は「ボウタテヤマ」または「ボウダテヤマ」のようです 面白い山名はそれだけで登ってみたいと思う事がありますね

ご訪問頂きありがとうございました
あき
2007/02/08 23:02
また雪山だ…
あきさんは冬の間もどんどん山を楽しんでますね。少々妬けます(^_^;)
なんだか見てるだけで怖い斜面です。単独でここを登るのは勇気も必要ですね。それをやり遂げるあきさんはすごいなぁ。そんなあきさんに山もいつもご褒美をくれるんでしょうね(いろんな)
ラッセルって本当に大変そう。私がやったらきっと疲労で遭難してしまうかも〜(笑)

ところでhondaのロゴが入った“彼”は一体何者ですか?
プカプカ
URL
2007/02/10 00:55
プカプカ様 こんばんは
コメントありがとうございます

冬の山歩きは私にとって「体力維持」の意味もあります 間隔があいて体力が落ちてしまうと春になってから苦労しそうな気がして‥ 雪道は普通に歩くだけでも結構体力を使うのでいいトレーニングになりますね 冬ならではの展望や風景ももちろん楽しみですが‥

このくらいの雪なら楽しいですよ 新雪のラッセルは大変ですが‥ 山頂直下の斜面はさすがに緊張しましたが、すぐそこに山頂が見えていたのであせらず一歩一歩時間をかけて登りました 山頂が近づくと無意識に足どりが速くなってしまうものですが、今回その事に気づいたのも一つ勉強になりました

彼はHondaのロボットASIMO君です(かなりデフォルメされた模型ですが) 特に意味はないのですが‥私の代わりに登場してもらいました

ご訪問頂きありがとうございました〜
あき
2007/02/10 21:10

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