米山の麓より

アクセスカウンタ

zoom RSS ☆日本一の山‥ 富士山 【2006年8月12日〜13日】

<<   作成日時 : 2006/08/17 11:57   >>

トラックバック 3 / コメント 12

富士山‥
一度は登ってみたかった山


アプローチが長いので高山病も考慮して小屋泊で予定
相当の混雑が予想されるが夏休みなので仕方がない


「見る山」のイメージが強いが果たして実際はどうなのか
超一般的な河口湖登山口から登ってみる事にした





■1日目

ETCの夜間割引を利用するため4時前に自宅を出発
8時頃「富士スバルライン」の料金所駐車場に到着した

規制中なので無料駐車場に車をとめてバスに乗換
(料金は一人1700円)


車窓からは南アルプスの稜線が望める
五合目に到着したのは9時頃


画像


画像


この時点で標高はすでに2300bほど
山頂までの標高差はたいした事なさそうだが‥

3000bをはるかに超える高度
高山病が心配だ



レストランで軽く食事の後午前9時半に出発

六合目付近までは広くなだらかなトラバース道を行く
登りも下りも人、人、人‥
ゼッケンをつけた団体さんや外国人のグループが目に付く


六合目を過ぎると視界も開けてくる
落石防止柵に沿ってジグザグに登っていく


画像


画像


登るごとに眼下を見下ろすが景色はイマイチ
雲行きが怪しい

画像


画像


七合目付近まで来ると山小屋を次々と通り過ぎる


ストックのほうが良い事はわかっていたが
やっぱり富士山といえば「金剛杖」
今回は敢えてコレを試してみることにした

ストックと違い、勾配によって握り位置をフレキシブルに変えられるのがいい
クラシカルなわりには意外と使いやすい

ただ鈴の取付が紐で巻くだけになっていて
使うごとに落ちてくるのは詰めが甘いな

気になるのでナイフで溝を掘って固定した

「金剛杖」には各山小屋で焼印を押してもらえるようになっているのだが
一回200円とはずいぶん高いスタンプラリーである
(山頂神社では300円)

1軒飛ばしくらいにしないととてもお金がもたない

画像


画像


途中いかにも溶岩というカンジの岩場があったりするが‥
基本的には砂礫の坂道をひたすらひたすら登っていく

画像


画像



陽射しが強いと暑いのだが陰ると急に寒くなる
ずいぶん極端な温度変化だ
いちいち着込むのも面倒くさいので長袖のウェア一枚で行く


それにしても外国人ばかりだ‥
海外遠征の気分

画像


画像


午後2時過ぎには本八合目の山小屋に到着
標高は3400bだ

割り当てられた寝床は布団一枚に3人の割合
頭−足−頭−足 ‥という互い違いな状態では眠れる自信がない
まぁ覚悟の上なので仕方ないか

このまま山頂まで行けそうな気もしたが
雲行きが怪しく若干の頭痛もある

体を慣らす意味もあり素直に休むことにした

画像



小屋前から山中湖の三日月型がきれいに見えるが遠望は効かない

到着後しばらくすると激しい雷雨と共に雹が降り始めた
この時期としては何十年ぶりとの事

落ち着いた頃、外に出ると山肌が真っ白になっていた

画像


画像


外気温は5℃‥ 寒い

画像



早めに到着したおかげで食事の順番も早かったが
外は寒く狭い小屋に相当な人数の人がいるので落ち着く場所がない

横になってみたが、とにかく喧しいので寝付けない
地元のFM局を聴きながら流れる時間に身を任す


外に出て下界を見ると素晴らしい夜景が広がっていた





■2日目

深夜1時半頃、喧しさで目が覚めた
夜行登山のピーク時間らしい

外に出てみると‥小屋前はすでに渋滞中
眼下に光の蛇行が見える

小屋の入り口では飲食物が飛ぶように売れているようで小屋番の怒号が響く
寒さといい人の列といい、初詣(二年参り)の風景を見ているようだ

すでに出発した人たちもいる様子
少しずつ開いたスペースを確保し再度就寝

ご来光にはこだわらない‥

早朝4時頃、喧しいアナウンスでまた目が覚める
「本日のご来光は雲のため見えません」との事



ZZZ‥



6時頃目が覚めるが天候はイマイチ
とりあえず準備をして外に出てみる

昨夜(今朝?)の人の波はどこへ‥

すっかり平穏な登山道
レインウェアを着こんで歩き始める

画像


画像


吉田口頂上到着は午前8時
久須志神社へお参り

ガスで視界不良だが、せっかくなのでお鉢めぐりに向かう

ここまで登るとさすがに空気が薄い事を実感する
普通のなだらかな登りも一歩一歩ゆっくりでないと歩けない
心配していた高山病は一泊したせいか気にならなかった

月のクレーターのような火口を眺めながら剣ヶ峰へ登り返していく

画像


画像


午前9時、富士山観測所到着
すぐ上が剣ヶ峰だ

日本最高所はガスの中‥ 残念だ

画像


画像


画像



馬の背を過ぎ浅間大社奥宮でお守りを買っていると‥

広場の片隅で若い男性が大声でプロポーズしている
周りの誰もが固唾を呑んで女性の返事を見守る

静まり返った広場に快い返事が響いた
周りの皆が拍手で祝福

う〜んいろんな人がいるなぁ


超物価高の山小屋前広場で休憩
その後はひたすら下山
登りとは違う下山専用道をジグザグに下るのだが‥

これほどつまらない道はない
写真を撮る気にもならないただの砂礫道を延々と行く


午後1時過ぎに五合目到着
さっさと帰りたかったのだが乗換のバスには長蛇の列‥


帰りの車中から富士山の姿を望むこともできなかった





日本一の山は「特殊な観光地」
早くアルプスに行きたい




テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(3件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
富士山を登る
24年ぶりの富士山。 友人のさそい? リクエストで深夜登山を決行しました。 3776mに今年の夏のぼるなら いっその事 残る メインのやすみで、 Top5 踏破を目標にしようか と自身の計画を 方向修正中。新品バックの試着もふくめ トライすることに... ...続きを見る
R153からのマイカー日帰り登山
2006/08/18 10:14
富士山 (50山目♪)
■富士山(ふじさん) 《所在地》山梨県・静岡県 《標高》3776m 《日程》2006年8月4日(金)〜5日(土) 《天候》晴れ  《コース》須走口新五合目(22:35)−六合目−七合目−本八合目−久須志神社−富士宮口分岐−剣ヶ峰(富士山山頂)−白山岳−下山道−砂走り−須走口新五合目(11:50) 《TOTAL》13:15(休憩含む) ...続きを見る
♪M&Mの百名山登山日記♪
2006/08/23 23:02
実録!夏の富士登山
高校時代の友人から、ふいに山のお誘いを受けた。 仲良しグループの男子(←男性、で ...続きを見る
山オンナ α
2006/09/05 17:50

コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
富士山に出かけでしたか。
私ももう三十二年ほど前に登りましたが、その頃でもあきさんと全く同じ感想で、花が咲いている訳でもなく、ただただざくざくの山と言う印象。富士山とは登るやまでは無く、見る山だとつくづく思ったものでした。
それでも、先日放送されたNHKの「日本の名峰ベスト50」でも一位・・それ以外の山は考えられない日本の山!ですね。山を志す者、一度は登らないと・・ですよね(笑い)
つれづれ
2006/08/18 00:08
つれづれ様
コメントありがとうございます

一番高い山という事で一度は登っておきたいと思ってました 同じ山でも登った山と未踏の山では見方も違いますよね いつか南アあたりからのんびり眺めてみたいです
あき
2006/08/18 09:35
おはよう あきさん。
そちらにいらしたのですね。生憎雷雲で、富士山は 槍からは見えませんでした。
私は 富士山 北岳/間ノ岳 槍穂で虚脱状態です。あきさんも最近の山行凄いですね。次は 
The Heart of 北アルプスですね。
NJ
URL
2006/08/18 10:13
NJさま
コメントありがとうございます

富士山頂からの眺望を期待していたのですがこちらからも槍は見えませんでした TBありがとうございます 私もこの直後の北アルプス周遊があまりに素晴らしい行程だったので現在社会復帰のためのリハビリ中です‥
あき
2006/08/18 11:40
あき 様
こんばんは
剣ケ峰まで登れればある種、目的達成されたのではないでしょうか・・・・羨ましい限りです。
兎に角、生まれて初めての富士登山、何時もは富士山を眺める場所で感激していたのが、今度こそは、三ツ峠は、愛鷹山は、北アルプス、南アルプスの北岳、房総半島、駿河湾は何処かと、多い見期待するも全て雲の中、今一度チャレンジしたい気持ちで一杯です。
画像を拝見させて頂き、少しは山頂を極めて用で癒されております。有難うございました。
葦原ボーイ
URL
2006/08/18 19:43
葦原ボーイ様
コメントありがとうございます

ガスでまったく眺望が期待できない中でも多くの方が剣が峰を目指されていました 「日本一」というブランドもあるとは思いますがその根底にあるものはチャレンジ精神そのものかと思います 葦原ボーイ様の再度のチャレンジが幸運なものとなりますよう願っております
あき
2006/08/20 22:03
あきさん、こんばんは♪
剣ヶ峰からの眺望は残念でしたが、高山病にならず良かったです!!
お子さん達も大丈夫でしたか?
私達も富士山では三回目でようやく晴天に恵まれましたが、あまりの混雑ぶりに驚きでした。
山小屋も噂には聞いていましたが、一つの布団で三人で寝ないといけないのですね。
以前、山小屋に泊まった時は一人一つの布団で寝れたので、そのイメージだったのですが・・・
三年後に登るとしたら、夏の終わりの空いてる時期ですかね〜 ( ´艸`)ムププ
moe
URL
2006/08/23 23:00
moeさま
お疲れのところコメント頂きありがとうございます TBもありがとうございます

中一の娘は元気いっぱいでしたが高校生の息子はイマイチ元気なかったですねぇ でも二人とも弱音も吐かず剣ヶ峰までたどり着いたので親としてはホッとしてます 「日本一」ブランドのおかげでしょうね よくやったと褒めてあげたいです(親バカです)
お盆前後の土曜日などという特殊な日程でしたので混雑もピークだったと思います 山小屋にもよるでしょうが土曜日は避けたほうがよさそうですね 
あき
2006/08/23 23:39
あきさんコンニチハ!
なんだか同じ夏休みなのに私のときと全然違う雰囲気ですね・・・(笑 やっぱり登る時間帯でしょうか。海外遠征の気分、すっごくよく分かります〜!!
せっかくなのでTBさせてくださいね〜よろしくお願いします★彡

TiCA
URL
2006/09/05 17:50
TiCAさま
コメントありがとうございます

噂には聞いていたのですが深夜の行列ビックリです よく見ると夜中のほうが日本人多かった気がします 昼間は本当にいろいろな国の言葉を聞きました 山登りに国境はないんですね あの独特な雰囲気‥富士山ならではと思います
あき
2006/09/06 02:55
大好きな富士山、私まだ登ったことないんです。周りはみんな登ろうと登ろうと声をかけて来てくれるんですが、いつも断ってるんです。
「眺める山」派だと強く言いはしないんですけどね、そう言う方々の気持ちはよくわかります。
富士五湖地方には昔からよく遊びに行ったりあちらで滞在していたこともあるんですけど、五合目とか七号目とかは行ったことがありませんでした。
まぁ〜!五合目から見える富士山、小さい…(笑)
普通に○○岳って名前で呼ばれそうな雰囲気ですね。かわいい。

記事を拝見していてなんだかやっぱり私には向いてない登山だなぁと思いました。
周りの友人がそうなように、他に行く方々もみんな観光スポーツイベント的に登ってる様子が目に浮かびました。

あきさんのように山が好きで、他にたくさんの大きな山に登っている方とは明らかに違うと思うのが、富士山に登る人たちはその事で何か精神的なものが磨かれるとか日本一を制覇するとか思ってるような感じがしてしまいます。
山が好きな人たちじゃないんですよね。それは自由なことですが、そんな人々の雑踏にもまれて一緒に登るのは私には無理そうです…トホホ
プカプカ
URL
2006/10/22 21:55
プカプカさま
コメントありがとうございます

富士山の様子はある程度承知していました 他の山とは一線を画す強烈な個性を持ち、標高も飛び抜けて高い山ですから一度は登っておきたい山ですね 
記事にはありませんが、普段休日が合わない二人の子供たちと一緒に山登りをする事も目的でした アルプスのことを知らない子供たちでも「富士山」は知ってますから‥ね 今回はまさに観光登山路線でした(笑
山はそれぞれ独自の風景を持っているだけでなく、人との関係の中で文化を形成しています その場所に行くと見えてくる‥そんな個性も山の魅力ではないかと思います 混雑も高いところも苦手な私ですが、それを面白いと感じることが出来たら同じ時間をより楽しく過ごせるのではと思いますね 
ご訪問ありがとうございました 
あき
2006/10/22 23:44

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
☆日本一の山‥ 富士山 【2006年8月12日〜13日】 米山の麓より/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる